イベントレポート2002
C3 2002 in 幕張メッセ （２００２．８．２４〜２５）
アフターレポート
今回はお客として参加。１１時ごろ会場に着いたのだが、なんと「チケットを買うのに１５分程並ばされただけ」でスーッと入場できた。１１時といったら開場してまだ一時間・・・こりゃ随分空いてるねえ。
『RADOX』さんの1/48デザートガンナー。「特に今回は、CAD/CAMとマシニングを駆使して、ほぼ９５％以上フル・マシン・ビルド（完全機械加工）により設定に忠実でプラモデルにも引けを取らない精密な原型が完成致しました。」（以上ガイドマップ広告より抜粋）と謳うだけあって、凄いパーツ精度。お値段39800円也。ちなみに、当日販売されていたダグラム関係のガレージキットはこれのみ。
『COOLCUTTER』さんの1/100スコープドッグ。大きいヤツの次は小さいヤツ、ということで・・・。こういうのは笑うしかない。それが気持ちのいい笑いであることはいうまでもない。
なんとコクピット内まで再現だ！
企業ブースに展示してあったゴジラとメカゴジラの撮影用スーツ。同行の友人の強い希望により撮影。
こちらは６０センチくらいだったかな・・・のメカゴジラのミニチュア。
・・・今回はこれだけ。他には1/95ファルゲンとかスーパーグランゾートとかが嬉しかったかな。ガンダム物はミニサイズのア・バオア・クーとかソロモンとかズム・シティ（！）をクリア成型して販売しているところがあり、これには脱帽（しかもよく売れてたし！）。
（2002.8.26）
ワンダーフェスティバル2002summer ｉｎ東京ビッグサイト （2002.8.4)
ディーラー名：タイタンwithウルフハウンズ
卓位置：B22-08
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はみだし情報
その１
『The ｔｈｉｎｇ&ウルフハウンズ』(卓位置：D12-04）では、1/72サイズのATフライを販売。
その２
当ディーラー『タイタンwithウルフハウンズ』ではグレートメカニック５掲載の1/100バイファム・ネオファム・トゥランファムを展示しました
アフターレポート
(手前向かって左はオラタコ選手権金賞受賞作品。後の三つはグレメカ作例。『The Thing ＆ウルフハウンズ』さんに展示）
さてさて今回の「ワンダーフェスティバル２００２Summe」rは、前回まで主催者側が押さえてくれていたディーラー用駐車場が諸々の事情で使用できないため、少々不安な気持ちで当日を迎えることとなった。
しかし背に腹は代えられない。我々は大荷物を運ぶために結局車で行くことになり、朝6時過ぎに小田原組と合流し小金井を出発した。
７時ごろにビッグサイトに到着すると、危惧したとおりに既に駐車場待ちの車が長蛇の列をなしていたのだが、程なくするすると列は滑り出し我々も無事駐車場内へ入場できた。
今回も前回同様ディーラースペースを二卓分借りていたのだが、グレメカ作例のバイファム・ネオファム・トゥランファムを展示し、グレメカのバックナンバーとそのつながりで販売を頼まれた双葉社の大和や戦闘機や戦車のCG写真集を置くと一卓分は完全に塞がってしまった。メンバーのUに「お客さんはこっちのダグラムとか置いてる店とは別のお店だと思ってるみたいだぞ（笑）」とか言われる。確かに見た目、何の関連も無いなあ。逆に右隣のお店はAFV関係の商品を販売していたので、むしろそっちと関連があったりするな、一見。
次回も本を販売するなら、その辺もうちょっと考えようと思う。
そうこうするうちにAM１０時となり開場。３分くらいたっても付近に全然お客さんが来ないので「今回はお客さん少ないねえ」とか言っていたのだが、実は我々の島は入場ゲートから最も遠い位置だったということにさっき気付いた（笑）。
ＡＭ10時20分、兵士Ａさん登場。「ブロックヘッド、僕の分はあるんですか」って・・・君いきなり面白いなあ。
なんと開場後３０分でブロックヘッドは完売してしまった。「B型とC型両方作る」と言って二個買っていかれたお客さんが何人もいたのは正直嬉しかったよ・・・男子の本懐なり。
しばらくするとTYPE CA さんが友人と二人連れで登場。差し入れをいただく。感謝。
おじさんシリーズはデスタンのリクエストが多かったそうだ。だから次はカルメルだってば。
落ち着いたので気になるところを回る。思えばこのときにカメラを持っていけばあとで焦る事も無かったのだ。
『ちょいす』 衝撃の1/35スケールダグラムを製作中、無念にも倒れてしまったyokopさんの所属するディーラー。メンバーの方に尋ねると、快方には向かっているとのこと。くれぐれもお大事に。
『模す幸』 AFVタッチの1/100クラブガンナーやスイーパーガンナーを前回まで販売していたディーラー。今回はレジンキットの販売は無かったのだが、お尋ねしたところ次回はブッシュマンの予定とか。楽しみにしたい。
『はんけつ屋商会・竜ヶ崎店』 残念ながら新作は無し。前回のワンフェスの後、「ダグラム物の新作を作る」というお話を聞いていたのだが・・・これも次回に期待。
それではこのへんで、私が気になったアイテムをレポート。今回はいっぱい撮ったよ。
『ぎやまん亭』さんのダグラムグラス。諸君、デロイアのワインで乾杯だ！ワイングラスではないけど、まあいいじゃないですか。
『MARCHING OUT』さんの1/35ライジングトータス。丁寧な作りこみが感動を呼ぶ。お値段は1万円。キットのボリュームを考えたらちょっと安すぎな気もするけれど、アイテムが地味だから妥当な価格設定なのかもしれない。
『アストラギウス工房』さんの1/60 クレバーキャメル、ダイビングビートル＆AT降下ポッド、ブロッカー。ちなみにガイドブックでは『AT降下ポッド（ ダイビングビートル付）』と記されていたのが面白かった。
前回もキリコやケインを紹介した『F-慶』さんの新作、1/24フィアナ。期待を裏切らぬ素晴らしさ。フィアナって難しいのに・・・脱帽。写真は今回の中でも特にヘボだが、雰囲気は伝わると思う。
『BURIVARY SYSTEM』さんの『特捜機兵ドルバック』より1/72ザンターとガーディアンのセット。ザンターってのは毎回フヨフヨいっぱい出てくるイデリア軍の雑魚メカ。見に行ったときは完売していました。残念。
同じくノーブシリーズ。
『エットーレ・B・オーカワ』さんの1/72ブリザードガンナーと『メガゾーン２３』から1/35ガーランド、および『メガゾーン２３PART2』から1/35プロトガーランド。メガゾーン関係は他のディ−ラーからヴィルデ・ザウなんかも出ていました。
『ＤＩＲＴＹ ＦＩＮＧＥＲ』さんの『メロウリンク』より1/24スタンディングタートル（スタブロス専用機）。向かって右は前回販売されたノーマルのトータス。なんと12500円と言うお安さだったが、原型のクオリティは最高レベルではっきり言ってプロ顔負け。
『Ｔ Ｍ Ｍ』さんの『バイファム』より1/100デュラッヘ。バイファム関係のメカでこういうデカモノは殆どヤル人がいないので、これからも頑張って欲しい。
『ガレーヂ K』さんの1/35クレバーキャメルとシャドウフレア。シャドウフレアは降着もこなす。
『Ｔｈｅ Ｔｈｉｎｇ ＆ウルフハウンズ』さんの『メロウリンク』より『メロウ、キーク、ボイル』のセットと、『メルキア機甲猟兵セット』。スケールは共に1/72。スタブロスとかゴルフィも欲しいなあ。
同じく1/72マーシィドッグと1/72ATフライ。吊り下げてぇ〜！
他にもフル可動・コックピット再現の1/100スコープドッグなどという愉快痛快なのがあったそうだが、残念ながら未見。
実は閉場30分前に慌てて撮影に出張ることになってしまったのだが、兵士Aさんが私の前もってマーキングしておいたガイドブックを見てナビゲートしてくれたので非常に助かった。
閉場。そろそろ上がり支度をするべーか、とか思っていると前回のレポートにも登場したボトムズマフィアことATVP総統が、満を持して登場。今回もコスプレねーちゃんの写真を何百枚も撮ったそうだ（さすが）。私を含めたウチのメンバー4人と一緒に焼肉屋で打ち上げ（又の名をATVP総統トークライブ食事つき）をすることに。総統の提案で、一路秋葉原の焼肉屋へ。もう食い放題だからみんな食う食う。やっぱり男は肉だなあ。食後、JRで帰る総統・メンバーのM先輩・Uの3人と別れ、残ったメンバーのHと二人きりになった後の話。
H：「なあ、さっき総統に『今度出す同人誌の表紙にいいネタないか』って聞かれたよな」
私：「ああ、『内容とは無関係でもいい』とも言ってたな」
H：「じゃあ、『ワイルド７風治安警察』なんてどうかなあ・・・いや、馬鹿らしすぎるかな、と思って言わなかったんだけど」
まさに「♪奴らが来たなら鍵かけろ♪」極まれりって感じだな、とか思う。
まあなんとか今回もそこそこの結果は残せたかな。とりあえず次回は、今回見送った1/24ファッティーが最優先事項。
（2002.8.4)
ワンダーフェスティバル2002ｗｉｎｔｅｒ東京ビッグサイト （2002.2.3)
ディーラー名：タイタン
卓位置：A31-16(会場マップ参照）
販売アイテム
| 1/60 ダグラム (１２０００デロイアドル) |
主な仕様 |
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レジン製組み立てキット。パーツ数約１２０点。
フル可動キット。但し、必要になる各社ポリパーツは別売りです。
ターボザック・リニアガン付属。 |
| 1/12 ヘルムート・J・ラコック(2000デロイアドル） |
主な仕様 |
（画像をクリックすると、詳細画面に）
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レジン製組み立てキット。パーツ数4点。
前回割とウケたので、調子に乗って再販することに決定。 |
| 1/12 ドナン・カシム (2300デロイアドル） |
主な仕様 |
（画像をクリックすると、詳細画面に）
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レジン製組み立てキット。パーツ数6点。
ラコックと並べたいので、作っちゃいました。 |
アフターレポート
なんだかんだで当日。取り敢えず商品の準備は完了したので、前日の晩からウチに来て手伝ってくれたM先輩とともにAM6時、出発することに。天気予報によると朝から雨だったが、家から外に出ると降ってはいない。「なんだ、外れじゃん」とか話していると、ポツポツ雨粒が落ちてくるという、割とお約束の展開だった。徹夜で並んでいる人たちのことを考えると、先日テレビで観た映画「八甲田山」が思い出されてきて、気の毒になる。80年代からワンフェスの日は悪天候って珍しいように思うのだが・・・。途中でH君を拾い、一路有明へ。
会場についたので、現地でおちあうはずのU君に電話。どうやら既に会場の周りにはいるらしいのだが、ディーラー受付の場所がわからないらしい。取り敢えず商品が濡れるのを恐れ、M先輩にその場に残ってもらい、私とH君は持てるだけの荷物を持って自分のブースの位置へ向かう･･･のだがDエリア内は通行禁止にされていて、受付から延々ビッグサイトの外周を雨に打たれながら約半周もまわることになった。やれやれ、である。
自分の卓位置A31−16に着くと、ATVPの総統閣下と鉢合わせ。『ボトムズバイブル』の第二弾、『ボトムズアーカイブ』チラシを配っていたようだ。いやはや朝から、布教活動ご苦労様である。H君に荷物番をお願いし、私はディーラー受付にとんぼ返り。まだU君は来ていなかったので、再びケータイに電話。現在駐車場にいる、と言う。運動会で使うような天幕が張ってあるから、そこが受付だ、と教える。で、なんとか合流出来たので、3人で卓に戻り、設営にかかる。
・・・で、あっという間に開場時間の10時に。隣の隣が人気ディーラーさんだったらしく、行列が出来る。一人でやっているディーラーさんらしく、客捌きが遅いので列が徐々に長くなり、ウチの前なんかは完全に塞がれる。「そっかー、これでディーラー同士の喧嘩になったるするんだな」とか一人で納得する。こっちはそんなことでカリカリしたところで何がどーなるというアイテムは置いてないので、腹も立たないのであった。そうこうするうちに、見に来たお客さんにダグラムは売れるのだが、ラコックとドナンはウケる、というパターンが出来上がる。
商売としては高額商品であるダグラムが売れるというのはいいことなのだろうが、少々複雑な気分ではある。
以下、お客さんの漏らした印象的なセリフ（太字は私の心の中のツッコミ）。
「主人公のとっつぁんだよ」とっつぁんって・・・まあそうだけどさ
「ダグラムはサンライズで一番長くて、1年半続いたんだよ」そーです！たまには思い出して欲しいぞ！
「おっ！ダグラムだ。○○さんに買っていくか？12000円か・・・7000円しか貰ってないからやめとこう」そりゃオレでもそうするわな
「財布落とした･･･」うわ〜・・・
「マイナーだなあ」ガレキってもともとそういうモンですがな
「レアですね〜」それはなんかちがうような・・・
よそのHPのOFF会で出会ったZさんに声をかけられる。そういえばプラモの話とかしたなあ、と思いしばし歓談する。OFF会の後にした足の怪我が完治していないとのことだったが、ワンフェスのために栃木から出て来たそうだ。この雨と寒さで悪くしないといいのだが。
店番を皆にお願いして、野本さんのところに挨拶に行く。私の模型の師匠であるYさんは、いつも野本さんのところのメンバーとしてワンフェスにディーラー参加しているのだが、ブースに行ってそこにいたことは殆どない・・・と思ったらやっぱりいなかった。「まあいいや。そのうち会場内のどっかで会えるだろう・・・」とか偶然に期待していたのだが、午後3時をまわっても会えなかったため、ケータイに電話してみる。「今どこですか？」と聞くとウチのブースの割合近場にいるらしい。「「これからそっちに行くよ」と言ってくれたので、私も卓に戻る。
と、HP常連のTさんが卓に見えていたので、お土産のお礼を申し上げ、しばし歓談するうち、師匠もやってくる。
ダグラムを見て師匠の一言。「リベット打ちてえ〜」・・・そうなんである。この人は「グレートメカニック２」でAFV的デティールをこれでもかと施したスコープドッグの作例を発表した人なんである。「どうぞ」と言ったら、「お前はなんにもしないつもりか？」と言われてしまった。え〜、え〜、「グレートメカニック」でダグラムをヤルッ！てんならいつでも協力させていただきますよ、イヤほんとに。
今回はデジカメを持って行ったので、写真入レポートを・・・と思っていたのだが、改めて会場をまわると80年代ロボ関係ってホント少ないのね。
『はんけつや商会』さんの『1/48ビッグフット改訂版』。ヨンパチですよ、ヨンパチ！すんごいデカイ。感動！君も泣け！御値段弐萬円也。
『F-慶』さんの『1/24 ケイン&ロニー』と『1/24 キリコ・キュービィ』。キリコのほうはモデルグラフィックスのWF記事に写真が載ったヤツですね、たしか。
せっかくデジカメ持っていったのに、写真撮ったのはこれだけなんですよ、これだけ！だってレイズナーとかバイファムとかドルバックとか、前に雑誌で見たヤツ以外全然ないんだもん。あー、でも野本さんのところの1/35レグジオネーター(残念ながら今回は展示のみ）とか、『ぼと吉』さんの1/24ATとかは写真撮らせて貰えばよかったなあ。余談ですが、某氏は200枚以上コスプレねーちゃんの写真をデジカメに収めたそうな･･･。
そして閉場。上がった売上げで、手伝ってくれた3人とメシを食うことに。しかしM先輩は「009の録画予約してくるの忘れたから」とか言いながら去ってしまった。ホントの所は昨夜の徹夜作業がこたえたのだろう。すみません、今度会う時は必ず奢らせていただきますよ。そして3人で台場へ。妙に待たされたが無事タワーパーキングの中へ。しかし、、入り口のインフォメーションボードでは全階満車表示になっている。「置くところが無くて、そのまま出口に行くことになるのでわ？」などと不審に思ったがなんとか空きをみつけ、『ガルーバ』という焼肉屋に入る。みんな今日はロクにメシを食ってないので、ガバガバ食う。食い終わって会計した際の御値段にも驚いたが、それだけ食べたのに駐車料金がタダにならないということにもっと驚く。
さて、次回開催は8/4だそうです。新作はいくつか候補はあるんだが・・・さてどうなることやら？
（2002.2.4）
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