太陽の牙 戦いの軌跡
〜 太陽の牙 ダグラム 全７５話 ストーリーガイド 〜
第１話「光の戦士」
番外編。直接本編とはリンクせず。連邦軍ダンクーガー基地へと向かう,補給物資を乗せた軍用列車。デロイア７はこれを襲撃するが、そこには連邦軍がしかけた罠が待ちうけていた!!ミゲロ大尉率いる討伐隊が出動し、ダグラムを襲う。
第2話予告 荒野に朽ちる鉄の戦士は何故か 風を追う少女は誰か 狼のごとく心ゆれる青春が 獅子のように雄々しい青春がデロイアの大地を走る 物語は一発の銃声で始まった 次回『始まりの銃声』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第2話「始まりの銃声」
デロイア独立を掲げてフォン・シュタイン大佐が上官のダンロック中将を射殺し、クーデターを起こす。
一方、地球では連邦評議会代表・ドナン・カシムの3男、クリン･カシムは夜の港でデロイアから来たロッキーらと知り合う。そこでデロイア人排斥者たちに襲われるが、危ないところを「ドナン・カシムを尊敬している」と話すデロイア人・バスクに助けられる。その父がデロイアに向けて出発する日、空港でＣＢアーマーを強奪して襲ってくる者が！彼がコクピットを撃ち抜かれて倒され、辛くも危機を脱したドナンだったが、そのＣＢアーマーのパイロットの死体を見て、クリンは驚愕する。彼はバスクだった･･･。
第3話予告 物語は前奏曲をかなではじめる 呆然と立ちすくむクリンの胸に疑惑の雲が広がる デロイアその遠い星にどんな運命が待ちうけているのか 歴史の歯車がきしみ始めた 次回『デロイアの動乱』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第3話「デロイアの動乱」
ドナン達連邦評議会代表の面々が、デロイアで行方不明となったという知らせが地球に届く。幼馴染のデイジーに金を借り、単身デロイアへ旅立つクリン。そのシャトルの中でクリンは新聞記者のラルターフと出会う。彼は「地球とデロイアはこれから難しくなる」とクリンに語った。デロイアに到着したクリンはロッキーらと再会するが、お互いの立場の違いから、気まずくわかれる。基地に義兄のレークを訪ねたクリンだったが、そこへ反乱軍のクラブガンナーが急襲！飛び出したクリンはソルティックに乗りこみ、辛くもこれを撃破する。
第4話予告 動乱の星デロイア ほえる大地 うなる空 叫ぶ風 遥かなる父を求めて 獅子の血が燃える 次回『実戦のコクピット』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第４話「実戦のコクピット」
クリン、義兄であるレーク・ボイド大尉率いる救出部隊に同行する。
第5話予告 吹き飛ぶ砲塔 ちぎれるキャタピラ 燃える装甲版 踏みしめる大地から動乱の鼓動が伝わってくる 父のいる都は未だ遠く
行軍は続く 運命はクリンを戦場へといざなう 次回『戦時特例法２０５号』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第５話「戦時特例法２０５号」
パイロットの死亡による欠員のため、戦時特例法により、CBアーマーのパイロットとして正式に救出部隊のメンバーに加わる。
第6話予告 動乱の都カーディナルを眼下にして クリンの心ははやる 父は無事か 鉄の戦士に翼つけ 荒ぶる魂がテイクオフ 戦場の夜明けに真実が見えるか 次回『暁の救出作戦』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 戦場の夜明けに真実が見えるか
第６話「暁の救出作戦」
クリン達救出部隊は評議会メンバーの監禁されている施設への侵入に成功する。しかし、実はフォン・シュタインは評議会議長ドナン・カシムと結託しており、他の独立を容認する州代表に罪を着せてクーデターは終結。同時にデロイアは連邦8番目の州に昇格。フォン・シュタインは州代表の座におさまる。
第7話予告 デロイア州誕生 自治権確立 デロイアの動乱は理想的に収束したかに見えたが 権力の暗闇はゲリラを生んだ 流れる赤き血は大地を塗り替えることができるか 次回『ゲリラ狩り』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第７話「ゲリラ狩り」
釈然としない思いを胸に抱いたクリンを待っていたものは、激しいゲリラ狩りだった。ロッキーの幼なじみ、キャナリーの兄ディオルもその犠牲となる。ゲリラを助けようとしてクリンは飛び出すが、逆に追い詰められてしまう。そこに現れたサマリンとラルターフに間一髪救われ、彼らのアジトヘ向かったクリンは、そこでゲリラの開発した新型CBアーマー・ダグラムと出会う。
サマリン「君はお父さんとは違う生き方をすることになるだろう･･･。」
第8話予告 デロイアゲリラが開発したXネブラ対応型コンバットアーマーダグラムは遂にその姿を見せた その性能は その力は ダグラムがデロイアに新たなる風雲を呼ぶ 次回『裏切りのデロイア』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第８話「裏切りのデロイア」
完成直後のダグラム、クリンが尾行されたために連邦軍に強奪。サマリン博士は逮捕される。
第9話予告 新鋭コンバットアーマーダグラムを巡り 殖民の星に父と子の愛憎が渦巻く 目には目を 歯には歯を 力こそが正義か
次回『ダグラム奪回』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第９話「ダグラム奪回」
クリン、汚名を返上すべく単身ダグラムを奪回。ロッキーらと共にダグラムをゲリラ解放区であり、仲間がダグラム量産の準備を進めているというボナールへ向けて出発する。
第10話予告 それは許されぬコクピットなのか それもさだめか 鉄の戦士との出会いが 若者を大きな川の流れへと投げ込む 新たな武器を手に若き戦士たちは身構える 追うものを追われるもの 新たなドラマが生まれる 次回『ガルシア隊参戦』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第１０話「ガルシア隊参戦」
連邦軍は、ダグラム討伐部隊として、傭兵部隊であるガルシア隊を呼ぶ。
第11話予告 空回りする車輪 のめる足 泥沼にはまり込んだクリンたち そこにも犬のような嗅覚でゲリラ狩りの手は伸びる 戦いは心を癒してくれない 吹っ切れない思いは誰にぶつければいいのか 父よ答えてくれ 次回『遠すぎた父』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第１１話「遠すぎた父」
クリンは今一度ドナンとの話し合いを試みる。が、それは二人の間にある溝を確認しただけだった。父と袂をわかったクリンは、再び戦場へ。
第12話予告 別れの言葉は要らない もうひき返さないと誓ったのだから ダグラムのために 流された血にために 戦わなければならない 撃たなければいけない クリンの震える指先が引き金に触れる 次回『ためらいの照準』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第１２話「ためらいの照準」
クリン、連邦評議会代表救出作戦の際の上官だったダーク曹長のソルティック隊と交戦、これを倒す。ダーク死亡。
第13話予告 過ぎ去った思いは断ち切れ 後悔は戦場に置き去りにしろ 明日のために考えなければならない 自ら敵に襲いかかるための作戦を さすらう若きゲリラ達には悲しみよりも身を守る弾のほうが重いのだから 次回『敵補給部隊から奪え』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第１３話「敵補給部隊から奪え」
ハックル、補給部隊を襲った太陽の牙に拉致される。
第14話予告 作戦は成功した だがダグラムに意外な弱点が 連邦軍の捕虜を道連れに砂漠の逃避行は続く 誰がそれを望んだのか 誰も望みはしない 今はただ戦士となって駈け抜けねばならない 次回『やっかいな捕虜』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか 次回『』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第１４話「やっかいな捕虜」
ガルシア隊、デザートガンナーを投入。砂漠にて太陽の牙を追い詰める。
第15話予告 吹き荒れる砂嵐 照りつける太陽 砂漠は巨大なあり地獄のように ダグラムを捕らえてはなさない デザートガンナーを戦列に加え絶対の優位にたったガルシアは ゲリラたちに巧妙な罠を仕掛けた 次回『ダグラム砂に沈む』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第１５話「ダグラム砂に沈む」
切羽詰ったクリン、ダグラムと共にガルシア隊に投降する。
第１６話予告 今はこうする他はない 何が待っていようと 敵の手の中に歩いていくほかに何が出来るというのだ だが負けたくない
誰にも 何にも 次回『砂漠に熱く燃えて』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第１６話「砂漠に熱く燃えて」
寝返ったハックルの協力でダグラムと太陽の牙、反撃に転じる。デザートガンナー一機大破。ガルシア隊はほぼ全滅し、副官のオッペも死亡。
第１７話予告 起死回生 ハックルの寝返りにより危機を脱したクリン達は 一路希望の街ボナールへ向かう だが面目をかけたガルシアの執念が 鬼火のように砂漠に燃える 次回『死神の執念』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第１７話「死神の執念」
ガルシア、残されたデザートガンナーを、回収に来た部隊から単身強奪、ダグラムを追うも再び破れ死亡。
その直後、フェスタ、手榴弾の暴発により死亡。
フェスタ「最高だアァァァー！」
第１８話予告 戦いに犠牲はつきものと言い切るには あまりに突然のフェスタの死 悲しみをねじ伏せ 戦士たちは闇雲に進む この砂漠の向こうに希望の街ボナールがある デロイアの大義を守るため ダグラムをボナールへ 若者たちは信じて走った だが 次回『蜃気楼の街』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第１８話「蜃気楼の街」
太陽の牙、ボナールに到着。が、政情の変化によりゲリラは弾圧されており、裏切ったデスタンの通報により、追い詰められ燃料基地に篭城。
第１９話予告 無残に砕かれた戦士たちの夢 希望の街の裏切りに 若者たちの絆もゆれる 自由がなんだ 独立がなんだ 消えかかった闘志は甦るか 次回『方位網を破れ』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第19話「包囲網を破れ」
燃料基地に残ったクリン、キャナリー、ハックルは、ダグラムを分解してトラックで運び出すことにより脱出に成功する。
第２０話予告 そうだ ただ前だけを見つづければいい 戻る場所も 帰る家も 幼なじみと語る言葉も もうないのだから 戦士たちよ
偽物の祭りを潰せ 大人のその仮面を剥ぎ取るのだ 次回『偽りのグランプリ』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第20話「偽りのグランプリ」
ボナールグランプリ開催。ダグラム、フォンシュタインの胸像を銃撃、民衆にアピールする。Ｊロック隊初登場、ダグラムを救援する。
ジョルジュ、一行へ。
第２１話予告 権力に一矢報いて意気上がる若き戦士たち 巻返しを図る権力者は連邦軍屈指の戦闘プロフェッショナルを呼び寄せた
その氷のような頭脳が ダグラムを ゲリラ達を追い詰める 次回計算された奇襲『』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第21話「計算された奇襲」
自殺した前ボナール市長デスモントの葬儀の際、列席したフォンシュタインを拉致しようとするが失敗に終わり、追跡部隊を率いてザルツェフ少佐が参戦。装甲を限界まで削ったパジャマ･ソルティックを4機使用してダグラムを襲う。が、Ｊロック隊に自らが乗る指揮ヘリを攻撃され、退却する。
第２２話予告 新たなる敵 新たなる味方 混迷深まるデロイアの大地を 若きゲリラ達が走る 新たなる標的を定め 更なる闘志を抱いて 走れ！戦いの終わる日まで 戦いのさなかを 次回『襲撃作戦一石二鳥』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第22話「襲撃作戦一石二鳥」
ラルターフの書いたクリンたちの活躍が新聞のトップを飾る。「彼らは『太陽の牙』だ」と・・・。意気上がる一行。が、ゲリラ会議の行なわれるスパ市へと向かう途中にはサウスシティ基地が立ちはだかっていた。ジョルジュの情報によれば、近いうちにCBアーマーが配備されるらしい。ちょうどダグラムの燃料が底をついたこともあり、基地を破壊し、燃料も手に入れようと決める。なんとか目的を達するが、デスタンに会議の場所を気付かれてしまう。
第２３話予告 明日の勝利を目指して 連帯を求めるゲリラ達 互いに励まし絆深める集りのはずだったが あまりにも遠い道のりが
厚い壁が 舐めあうべき傷を更に広げる こんなときにこそ あの人がいてくれたら 次回『狙われたゲリラ会議』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第23話「狙われたゲリラ会議」
スパ市に到着した一行は、Jロックからターボ･ザックと専用トレーラー（アイバンDT-2)を受け取る。
独立運動の総力を結集すべく、ゲリラ会議が行なわれるが、指導者不在のために各グループが自分勝手な自己主張をしただけに終わってしまう。
第２４話予告 サマリン博士がいないのが悔しい 博士がいればゲリラ達をまとめることが出来る 若き戦士たちの 願いが通じたのか
博士の居所がわかった バラフ軍刑務所D独居房 音に聞こえた脱走不可能 難攻不落の 要塞刑務所 次回『サマリン救出作戦』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第24話「サマリン救出作戦」
バックスやＪロックの協力を得て、バラフ軍刑務所に収監されているサマリンの脱獄作戦を計画する一行。護送中の囚人と擦り替わってまんまと刑務所内へ潜入するチコだが情報が漏れたために捕まってしまい、岸壁を登って侵入しようとしたJロックやロッキーらも毒ガスを浴びて海へ転落してしまう。
第２５話予告 潜り込めるか鉄壁の牢獄 守るザルツェフ 攻めるJ・ロック バラフ軍刑務所で再会した両雄には火花散る過去が 敵を
手強い敵を 愛しいライバルよ 私はお前に会いたかった 次回『潜入バラフ軍刑務所』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第25話「潜入バラフ軍刑務所」
再び救出作戦を決行する一行。指揮に当たったザルツェフの命令に所長が自らのメンツのために従わなかったこともあり、無事救出に成功する。
第２６話予告 土に伏し風の声を聞きながら 若き戦士は振り返る あれから既に半年が過ぎようとしている 思えば暖かく限りなく優しい日々であった SC１５２ １０月１日一発の銃声が植民星デロイアに動乱をもたらし 若者の運命を変えた 次回『振り向けば遠く・・・』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第26話「振り向けば遠く･･･」
第2話〜第7話までの総集編。
第２７話予告 揺れる時代が若者を行動に駆り立てる 時代が若者を変え 若者が時代を動かす だが一人を追い 一人を求めて鍛えられる青春がある 少女が心決めるとき もう１つの旅が始まる 次回『戦場に来たデイジー』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第27話「戦場にきたデイジー」
ラルターフに連れられ、クリンと再会するデイジー。
第28話予告 憎しみが戦火を呼び 戦いが暗い欲望を生む 銃火飛び交う影に 権力を望み 密かにつめを磨き 牙を研ぐ男たちがいる
時代はますますうねり 人々は嵐の中に立ち尽くす 次回『戦火の陰の打算』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第28話「戦火の陰の打算」
デロイアの大企業社長のネルオーダーは、サマリンからのゲリラ活動資金提供の申し入れを快諾する。が、その条件は地球資本の協力で建設中の新工場を破壊してくれというものだった。
第29話予告 理想を追うものは追え 正義を語るものは語れ 私に掲げる旗なぞはない 目の前には昇らなければならぬ階段がある
欲望に道連れは不用だ 一人でやるさ 理想や正義など暗闇で眠れ 次回『ラコックの策謀』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第29話「ラコックの策謀」
ネルオーダーは地球資本の圧力を受け,苦境に立たされる。そこに訪れたラコックは、サマリンらの乗る船を教えるなら問題の解決のために動くという条件を出す。結局その申し出を受けてしまったために船員は連邦兵に入れ替わるが、下見に来たナナシが「偽の船員がいる」と感づく。港で戦闘になるザルツェフのブッシュマン部隊とダグラム。ダグラムは隙を突いて海中に逃げる。後日ラコックの肝いりでRDカンパニーのロイルはネルオーダー社と契約するが,その条件はネルオーダーにとって不利なものであった。彼はつぶやく「ラコック、恐ろしい男だ」と・・・。
第30話予告 海の彼方から 激動の大地が呼んでいる 胸の高鳴りをドラの音に変えて若者は船出した いろいろなものを捨ててきた
いろいろな人と別れてきた デボア海記にいわく「彼の地が我等に望むものは何 彼の地が我等に恵まんとするものは何」 次回『パルミナへ渡る日』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第30話「パルミナへ渡る日」
サマリンと太陽の牙、ランベル港からパルミナ大陸へ向けて出港。(このときの戦闘での命令違反が原因でザルツェフ少佐は降格処分となる）
第31話予告 人の世は誰が操る 群衆のマリオネット 目に見えぬ糸はあやをなし 混迷のドラマへと人々をいざなう デボア海記にいわく「荒々しく大地を語る風邪は熱く 人々はただ光差す大地を目指した」 次回『パルミナの熱い風』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第31話「パルミナの熱い風」
サマリンと太陽の牙、パルミナへ到着。落ち着くまもなくゲリラと連邦軍の戦闘に出くわすが、CBアーマーに追われて劣勢のゲリラを救援、連邦軍の撃退に成功する。リタ、ジョーク一行へ。
時を同じくしてクリンの義兄レーク･ボイド、パルミナ行政庁長官として赴任。
第32話予告 パルミナはまさにデロイアの火薬庫 とどまることを知らない熱い思いが 導火線に火をつける はじける火花が目指す先はドガ 血気は走る ドガへ ドガへ パルミナに時代の風穴はあくか 次回『血気はやる進軍』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第32話「血気はやる進軍」
ジョーク、ノキオをリーダーとするパルミナの独立勢力、サマリンの到着を待ってパルミナの首都ドガ市を攻撃。一挙に人民政府樹立を目論むが、パルミナ新行政官レーク・ボイド率いる連邦軍にもろくも敗れる。ノキオ死亡。
第33話予告 思わぬ大敗は独立への陣痛か 戦いの炎は夜空を駆け 混沌の大陸に戦乱の火種を散らす 時のうねりは風を呼び パルミナの大地を吹き渡る 風は聞く 風は見る 人の世の悲しみを そして激しさを 次回『戦火は村々に』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第33話「戦火は村々に」
サマリン、独立勢力の建て直しのために各地へメッセンジャーを送る。
第34話予告 望み求めることに戦いが避け得ぬものならば 流される血からは目をそむけまい せめて戦うはおのが手で おのが足でと望むのは 戦士として未熟なのか デボア海記にいわく「光あるものは弓手（ゆんで）にきわみを 馬手（めて）にまどいを しかして心に牙をもてり」と
次回『武器は誰がために』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第34話「武器は誰がために」
クリン達は買いつけた武器を受け取りに向かうが、その武器は地球製のものだった。動揺し、サマリンを問い詰めるクリン。しかし、ダグラムも地球製の部品を数多く使って造られているとたしなめられてしまう。「目的を見誤ってはいけない」と・・・。
ロイル、ラコックの仲介でデロイアへ武器の密輸をはじめる。
第35話予告 時の流れの中で 出会いわかれ そしてまた巡り合う 炎の走る動乱の地に 少女が戦士の胸に問うものは何 戦士が少女の瞳に見るものは何 デボア海記にいわく「空と波 出会いて風走り大地を分かつ」と 次回『再会の野戦病院』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第35話「再会の野戦病院」
クリンはサマリンの命令で、負傷したジョルジュや仲間の治療のためにリタと野戦病院に向かう。そこでデイジーに再会。偶然訪れていたラルターフに先日の地球製武器買い付けの件を話す。ラルターフは言う。「信念を貫くためには目をつぶらねばならないこともある。たとえ筋が通らなくても」と・・・。デイジーに会ったことですっかり気分が晴れたクリンは、襲ってきたソルティック部隊をあっさり倒す。
第36話予告 戦士の行く手をはばまんとして 大地は裂け 空は燃える 地を走るものは大地に問う 流される血は誰のために 心に翼持つ者は空に問う 時の行く手をさえぎるものは誰だ 次回塞がれた行く手『』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第36話「塞がれた行く手」
太陽の牙の行き先に地雷原が。恐怖のあまり逆上したゲリラの一人が地雷を踏んでしまう。その爆発を連邦軍が察知したことに感づき、進退極まった一行だったが、まだ付近にいた地雷設置班を襲い、デジタルマップと地雷探知機を手に入れる。危機を脱するかに見えた一行だが、そこへ５機のソルティックが到着する。１体５の戦いにに苦戦するダグラムだが、ハックルがトレーラーに搭載したターボザックから直接リニアカノンで援護し、戦況は逆転、敵は撤退する。
第37話予告 歩まねばならぬ道がある 渡らねばならない河がある 幾筋かの道がある 幾つかの橋がある 今命かけて選択のとき
心に浮かぶただ1つの道 次回『選択の渡河作戦』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第37話「選択の渡河作戦」
大きな崖にかかる橋に差し掛かった一行。だが、そこには連邦軍が橋桁に爆薬を仕掛けて待ち構えていた！
第38話予告 地球連邦内の主導権争いが生んだ 真空の三角地帯アンディ鉱山 そこが果たしてデロイア軍誕生の地となるのか あの山並みを越えればと思う弟と 越えさせてはならんと決意する兄とが 立場をかけ 主義をかけ 命をかけて再会する 次回『アンディ鉱山封鎖』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第38話「アンディ鉱山封鎖」
レーク･ボイド、サマリンに直接会見し、アンディ入りを止めるよう説得する。「貴方方がアンディに入ればゲリラは更に力をつけるでしょう。しかし、そのために更に多くの人間が死ぬことになる」と・・・。
第39話予告 希望の中に策略が潜み 約束の中に打算が踊る 目指すかの地はパワープレイが生み出した 危険で脆い真空の三角地帯 だが今 この鉄路をただ走れ 車輪を軋ませただ目指せ もう爆走列車に乗り合わせてしまったのだから 次回『封鎖山脈を越えろ』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第39話「封鎖山脈を越えろ」
サマリン一行は貨物列車を強奪し、実質的に反メドール派の３州（コホード、リニア、ミンガス）が支配するアンディ鉱山に入ることに成功する。クリンは新型のXネブラ対応型ブロックヘッドを、ダグラムの右腕を失いながら辛くも撃退する。
第40話予告 アンディ鉱山潜入を果たしたゲリラ達にとって しばしの安息の日が訪れる筈であったが 戦いが憎しみを生むのか 憎しみが戦いを呼ぶのか 組織を離れ 主義からも遠く ただ復讐の業火を燃やす たった二人の軍隊があった 次回『戦士の休息（前編）』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第40話「戦士の休息（前編）」
アンディ突入戦の生き残りのブロックヘッドパイロット、ハンクとアーロンはアンディに潜入する。仲間を殺したダグラムに復讐を果たすために･･･！。一方、クリン達は街で束の間の休息を楽しんでいた。
第41話予告 鉄の塊に憎しみが乗り移り 阿修羅のごとく襲いかかる この敵はなにか この気迫はなにか 心軋ませる初めての恐怖
戦い終わって雨が降る 心を冷やし骨まで濡らす雨が降る クリン戦場に発熱す 次回『戦士の休息（後編）』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第41話「戦士の休息（後編）」
サマリン、アンディにおいて本格的な解放軍を編成する。ヘシ・カルメル、解放軍へ参加。ハンクとアーロンは、右腕の修理のために工場に入ったダグラムを発見、急襲する！その執念に怯えながらもかろうじて勝利するダグラムだが、その直後にクリンは発熱し倒れる。
第42話予告 人は何故戦う 人は何故別れねばならぬ 鉄と炎が主義と理想が激突する植民星デロイア 歴史の激流に呑まれつつ
人は叫び 人は泣く 今ここにたどる戦乱の足跡 次回『動乱の航跡』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第42話「動乱の航跡」
第２話〜第8話までの総集編。（ほぼ26話と同じ）
第43話予告 戦いの質が変わる 戦いのスケールが変わる ゲリラ達の戦いはレジスタンスの規模を超え 全デロイアの開放へと向かう 参謀が欲しい 戦略的に 戦術的に 大軍を動かす司令官が欲しい サマリン･Jロックがこの男と見込んだ その男の名は 次回『仕組まれた背信』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第43話「仕組まれた背信」
降格され、軍刑務所へ収監されるザルツェフ。が、Jロックが護送車を襲い、解放する。
ザルツェフは解放軍へ参謀として参加。
第44話予告 若き戦士たちは叫んできた 信じあえる強さ これが俺たちの誇りだ だが人の心は弱い 表があれば裏もある ひとたび点ぜられた疑惑のドスぐろい染みは 若者たちの心を蝕んで広がる 次回『疑惑の２重スパイ』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第44話「疑惑の2重スパイ」
リタ、アンディでかつての恩人であるデスタンと偶然出会う。が、デスタンに偽情報を掴まされ、太陽の牙は窮地に陥る。スパイの疑いをかけられたリタは、デスタンの真意を確かめようとするが･･･。
第４５話予告 『時には嘘とわかっていても信じたいのが女』と リタは言った だがそれがどんなに冷厳な事実としても 受け入れられぬことがある 動乱の時代の波にさまよう根無し草が 花もつけずに凶弾に沈んだ 次回『夢散らす銃声』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第45話「夢散らす銃声」
一人、仲間の元から姿を消し、ラコックの使い走りと成り下がったデスタンを救おうとするリタ。が誤解し逆上したデスタンに射殺されてしまう。
第４６話予告 一触即発の緊張をはらんで 不気味な膠着を続けるアンディに一人の男がやってきた フォンシュタイン大佐をして最も頼りになる軍人と言わしめた ジャッキー･ザルツェフ少佐である 時を同じくしてパルミナ連邦軍基地に 最も危険な男が降り立った 次回『術策と機略』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第46話「術策と機略」
ラコック、アンディの３州に対して懐柔策に出る。それを受けて、一転して解放軍の追い出しを図る３州。
第４７話予告 もたらされた悲しい知らせに 若者の心は激しくゆがみ絶望の狂気が走る もう決して還らぬものを追って 決死の爆走が
地獄を目指す やがて全てが終わり 戦場を静寂が支配し 戦士の心が冷えていく 次回『悲しみの爆走』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第47話「悲しみの爆走」
ラコックの進言により、野戦病院は閉鎖されることになる。一方、ラルターフよりリタの死を知らされたクリン達。悲しみに暮れるジョルジュは、ミサイルをバイクに満載し、ブロックヘッド部隊に特攻をかける！
第４８話予告 望むと望まぬとに関わらず 戦いは独立へと向け組織化されていく 肥大する戦争のメカニズムの中に組みこまれていく若者のうめきが 歯車の軋みのごとく 戦場に流れる 情念を見失った戦いに戦士の魂が戸惑う 次回『その名は解放軍遊撃隊』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第48話「その名は解放軍遊撃隊」
太陽の牙は、本隊より離れアンディの外からゲリラ戦を行う遊撃隊となる。
第４９話予告 信念とはなんだ 戦いとはなんだ 力とはなんだ それぞれの未来を見つめる親と子が 地球とデロイアへと別れ それぞれの戦場に立つ 次回『共同作戦の軋み』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第49話「共同作戦の軋み」
クローニの連れてきた元連邦軍のパイロット・デイビスがダグラムに乗るが、連邦軍のブロックヘッドを前に、恐怖のあまり逃げ出してしまう。
第５０話予告 作戦遂行のためには 目の前の見方を見殺しにするのも組織戦の鉄則 肥大化する戦争が 戦士の心を押しつぶす 戦争とはなんだ 硝煙のかなたに理想がかすむ 俺たちの戦いが見えなくなってきた 次回『戦う者の掟』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第50話「戦う者の掟」
第５１話予告 裁判無しでのデロイア人ゲリラの銃殺命令を拒否 パルミナ連邦軍内 一補給基地での この些細な出来事が その後のデロイアの大局を大きく塗り替えていこうとは この時点で予測したものは 誰一人いなかった 次回『見えはじめた亀裂』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第51話「見えはじめた亀裂」
連邦軍の脱走兵３人を、行きがかり上追っ手から助けることになる太陽の牙。連邦軍は新型のＣＢアーマー・アイアンフットを配備した部隊で追撃する。その高い機動性、火力、パワーの前に苦戦を余儀なくされるダグラムだが、辛くも脱出に成功する。
第５２話予告 連邦内の不協和音を力でねじ伏せた ドナン・カシムは アンディ鉱山総攻撃を決意 情勢の急変を察知したサマリンは
総員のアンディ鉱山無血脱出を計画した エキソダス 明日のデロイアの 解放を目指して 世紀の大脱出が始まる 次回『アンディ鉱山攻撃命令』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第52話「アンディ鉱山攻撃命令」
いかにしてアンディから全軍無傷で脱出するかが、解放軍の当面の課題であった。
サマリン、ザルツェフらは一計を案じ、わざと3日間も会議を続けた。しびれを切らした連邦軍がアンディ攻撃を開始したため、逃げ惑う市民に混じって解放軍も無事アンディからの脱出を果たすのだった。
第５３話予告 連邦軍内の軍規の乱れは 遂にデロイア兵の地球人上官への反抗という形を取り 爆発した 武器を取り 基地内に立てこもるデロイア兵６００ ドナン フォンシュタイン レーク サマリン ザルツェフの胸の中を 稲妻が走った 次回『反撃の導火線』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第53話「反撃の導火線」
連邦軍ウルナ基地でザバ少尉率いるデロイア兵の反乱が勃発する。レーク・ボイドは彼らへの攻撃を禁止し、彼らの要求を聞こうとするが。
解放軍の協力で連邦軍に勝利するウルナ基地反乱軍。ザバ中尉及び反乱軍、そのまま解放軍へ編入。ウルナ基地での反乱鎮圧失敗の責任を取るかたちで、レーク・ボイド行政庁長官は辞任、軍籍も抜ける。
第５４話予告 時代の奔流は あきらかなる河口を目指して流れ始めた 反乱をおこしたデロイア兵がゲリラと手を結ぶという思わぬ事態にショックを受けた州政府は パルミナに向けて 第８軍最精鋭部隊の派遣を決めた 組織と人と 鉄と火が 対決の時を向かえる 次回『再びドガへ向けて』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第54話「再びドガへ向けて」
連邦軍に勝利し、ウルナ基地へ入った一行。そこでサマリンは宣言する。「我々がなすことはパルミナの中心であるドガ市に人民解放政府を作ることだ」と・・・。一方、８軍以外の連邦軍を投入することもやむなしとするドナンに対し、フォンシュタインはあくまで８軍だけで勝てると主張し、マノン中佐を新行政庁長官に任命する。ウルナ基地周辺に集結した連邦軍を倒した解放軍の前に、４機の謎の青いソルティックが立ち塞がる。彼らに翻弄されるダグラム。彼らこそは、８軍最精鋭部隊、通称『２４部隊』だった！。
第５５話予告 猛将マノン頂く連邦軍 知将ザルツェフ率いる解放軍 両軍はパルミナの命運をかけて 決戦地スタンレー高原へと兵を進めた スタンレー高原の南方５キロに両将の目が止まる ウェーブ大地 ここだ ここがスタンレーの喉首だ 次回『戦略大地を奪取せよ』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第55話「戦略大地を奪取せよ」
マノン中佐の命でウェーブ大地に砲台が設置された。このままではそこを通過する味方部隊が大損害をこうむってしまう。ザルツェフはレインジャー部隊を組織し、断崖から攻撃するも、不利な状況に次々と戦死するレインジャー隊員。
第５６話予告 勢いに乗る解放軍 戦力に勝る連邦軍 パルミナの覇権をかけて スタンレー高原に両軍が激突する よせる怒涛 よく岩を穿つか 巨岩また波頭を裂くか パルミナの命運が決まる 次回『スタンレー高原の攻防』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第56話「スタンレー高原の攻防」
連邦軍は新任の行政庁長官フィリッツ･マノン中佐の指揮の元、ドガ市の喉元スタンレー高原にて解放軍を迎え撃つ。が、Jロック率いる機甲部隊の参戦もあって敗戦、マノン中佐戦死。２４部隊全滅。
第５７話予告 スタンレー高原の決戦に勝利した解放軍は その余勢をかってドガ市を目指した パルミナの心臓部に 解放旗が迫る
おりもおり カーディナルのドナンの体内に 運命の時限装置が秒読みを開始した 次回『ひるがえる解放旗』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第57話「ひるがえる解放旗」
解放軍はパルミナ行政府があるドガ市を制圧する。サマリンは、ここにデロイア人民政府の樹立を宣言する。この報を聞き、ドナン・カシム、倒れる。
第５８話予告 ドナンたおる この衝撃的事実は 眠っていた人間の野心をゆり起こした 俺が 俺が 俺が 植民の星 動乱の地に
生臭くパンドラの箱の蓋があく 次回『解き放たれた野心』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第58話「解き放たれた野心」
自分が一介の秘書官に過ぎないことを知ったラコックは地球に帰り、カシム家を訪れるが、もはや利用価値は無いと判断し、「この家ももう終わりだな」とつぶやく。一方、ドガでは解放軍がこの先の戦略についての会議を続けていた。ドガ市沿岸の警備につくクリンたちの前に、３機の水陸両用ＣＢアーマー･マッケレルが現れる。各個撃破するダグラムだったが、その後方から、連邦第８軍の艦隊が姿を現すのだった･･･。
第５９話予告 ドガ奪回に フォンシュタイン政権の命運をかけて 怒涛のごとく攻め寄せる大艦船群 受けてザルツェフはこの一戦に
生まれたばかりの人民政府の存続を占う 戦火を遠く離れた地球では 次代の権力を握らんとする若き野心家が策謀をめぐらせていた
次回『威信かける海戦』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第59話「威信かける海戦」
ドガ市奪回をかけて、８軍は強力な艦隊をもってドガ市沿岸に押し寄せる。が、ダグラムのヘリによって母艦を直接攻撃する作戦と、ドガ市内でのＪロック機動部隊のＣＢアーマーの分断により、解放軍は勝利する。
第６０話予告 光りあるところ必ず影がある デロイアの動乱は複雑にその光源を変え 人の世の盛衰に微妙なるあやどりを演出する
移り行くときの流れは 歴史をいずくにか運ぶのか 次回『デロイアの光と影』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第60話「デロイアの光と影」
ラコックは反メドール派の３州の代表に取り入り、ドナンの代行弁務官となってデロイアへ帰って来る。さらに彼は自らがそそのかしたロイル・カシムのデロイアへの武器密輸をマスコミへ流し、ドナンを追い落とそうと企む。
第６１話予告 雪が溶ければ何になる 雪が溶けたら春になる たわいないクイズに秘められた平和への祈り 戦いを経ずして勝ち取れる平和は無いものか 若者たちは己の胸に問いつつも寒風吹きすさぶ戦場へと向かう 次回『北極ポートに向けて』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第61話「北極ポートに向けて」
完全勝利を目指し、デロイアの玄関口である北極ポートを押さえるため、解放軍は北進を開始する。カルメル、地球側と和睦を主張し、完全勝利を目指すサマリンと対立。
第６２話予告 向かい風激しく 振り返れば光る道 振り返れば熱い風 新生デロイアのゆりかごパルミナに刻まれた勇姿達の足跡 今一筋の道が語りかける 一筋の道が独立デロイアへの座標を示す 次回『北極ポートに向けて』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第62話「きざまれた光る道」
第31話〜第53話までの総集編。
第６３話予告 理想を掲げて 一枚岩の結束を誇る解放軍であったが 度重なる勝利が心の緩みを生んだか ふと見せた僅かな団結の隙間に 猛々しい野心がどす黒い息吹をふきかけた 解放軍に真の危機が訪れる 次回『落された黒い滴』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第63話「落された黒い滴」
ラコック、デスタンを通じて カルメルと接触。
第６４話予告 フォン大佐の放った連邦軍特殊部隊は 予測を上回る戦火を上げた 解放軍は行く手をさえぎる大河を前にして 目に見えぬ敵に怯えた 一方ドガではラコックの落した黒い染みが じわじわと人民政府内を侵食し始めた 次回『濁流の罠』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第64話「濁流の罠」
連邦軍は渡河中の解放軍本隊に対し、上流のダムから放水する水攻めで奇襲をかけるが、いち早く察知した太陽の牙に防がれる。
第６５話予告 この山を越えれば北極ポート ここが天王山だ だが雪が氷が風が解放軍の行く手を阻む ８軍最後の防衛線 天然の要塞カルナック山脈が立ち塞がる 熱い想いは極寒の山岳戦に勝利を呼べるか 次回『攻略･白銀の要塞』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第65話「攻略･白銀の要塞」
北極ポート前の最後の難関とも言えるカルナック山脈。ここで連邦第8軍の決死の猛反撃にさらされる解放軍。一方、ラコックは全面戦争突入への可能性をラコックにふきこまれて動揺する。
第６６話予告 白い城壁が 解放軍の北上を拒みつづける だがどんなに困難でもどんなに犠牲を払おうとも ここを越えねば新しい時代は呼べない デロイア１５０年の歴史の分水嶺カルナック 北か南か 時代はどちらに流れるか 次回『激戦カルナック越え』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第66話「激戦カルナック越え」
解放軍、苦戦しながらも、遂にカルナック山脈にて連邦第８軍のひいた最大防衛線を突破する。
第６７話予告 遠く聞こえる砲声に破られた夢 ほんの一時見た権力の夢 戦火に照らされて今浮き上がるデロイアへの思い 代表として 軍人として 人間として デロイア人として 今こそ真実の決断が迫られる 次回『北極に散った決断』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第67話「北極に散った決断」
北極ポートにてフォン・シュタイン大佐がラコックに謀殺される。
第６８話予告 デロイアを動かしていた一人の男の死が呼び水になり 動乱の星の混沌は更に広がり更に深まる 裏切りか 信念か
私欲か 大義か 前線の硝煙 より激しく 歴史の舞台裏に矢玉が飛び交う 撃たれるのは誰か 次回『テーブルについた者たち』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第68話「テーブルについた者たち」
カルメル派、ドガの人民政府でクーデターを起こす。抵抗したジョークは射殺され、サマリンは軟禁される。
突然の停戦命令で解放軍は北極ポート目前で進軍を中止せざるをえなくなる。
第６９話予告 まさに巨星墜つ 人類の危機を熟知 地球とデロイアに君臨したドナンカシムが 動乱のさなかにその生涯を終えようとしている 愛し 背き 恐れ 離れて 今やはり愛する父よ クリンの心は叫ぶ 会いたい 次回『ドナン・カシム死す』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第69話「ドナン・カシム死す」
カルメルは、前線の兵士たちに直接武装解除の説得に当たるよう、サマリンに迫る。一方、ドナンの容態が悪化し、クリンは特例として連邦のヘリで北極ポートのドナンの元へ。「お前もやがて変る」といつかはクリンも自分と同じ立場に立つことを予見し、病院の一室で、ドナン・カシム死す。
第７０話予告 歴史とは時の流れの必然か それとも神の気まぐれか 以外や人が仕組むのか 植民の星に妖怪が笑う 笛吹けば人は踊ると 妖怪がおのれの書いた筋書きに酔う 次回『武装解除』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第70話「武装解除」
連邦軍、ラコックの指示で解放軍を包囲し、挑発行動に出る。その挑発に乗った一人の兵士の銃撃が発端となって戦闘が開始され、流れ弾に当たりザバ中尉も死亡し、既に包囲されている解放軍は窮地に陥る。その報を聞かされたサマリン、兵士たちの命を救うためにやむなく戦場へ。「もう戦争は終わったのだ。独立は成った。我々は勝利したのだ」と・・・。解放軍と地球連邦軍の間で和平条約の仮調印が行なわれる。デロイア独立が地球連邦に承認されるが、解放軍は武装解除。。ザルツェフは逮捕される。
ジョルジュ「こ･･･こんなんじゃなかー！」」
第７１話予告 理想と現実 二筋の流れが交錯し より合わさる 歴史の事実がかたどられる 今ファンファーレが鳴り デロイアの新時代の幕が開けられる だが記された歴史の表に真実はあるのか 次回『粉飾の凱旋パレード』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第71話「粉飾の凱旋パレード」
終戦のため、それぞれの故郷に帰っていくゲリラたち。すっきりしない気持ちのまま、クリンもロッキーらの故郷･首都カーディナルへ向かう。そこで行なわれる凱旋パレード。一人の兵士が飛び出してサマリンに問う。「これのどこが勝利なんだ」と･･･。やりきれないクリンたちの前に、バックスが現れ、解放軍は実質的には戦いに敗れたのだと語る。ドガで何かがあったのではないかと。クリンたちは、ダグラムが形ばかりの独立の象徴として連邦軍に利用されることを知り、カーディナル中央広場に展示されているダグラムを再び奪取する。
追っ手に追いつかれ、危ういところをＪロックに助けられた一行は、カルメルの裏切りを知らされる。
第７２話予告 時代に光を当てた英雄が その光の作り出した影に塗り込められようとしている 若者たちは願った 光にふさわしき人に輝きを 若者たちはまた走り始めた 自分が走り行く先がどこかもわからず だからこそ自分たちの未来を指し示す人を求めて 次回『英雄奪回』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第72話「英雄奪回」
サマリン博士を救出すべく行動を開始する太陽の牙、Ｊロック、バックスら。カルメルの主催する独立記念パーティに出席させられた博士のあとをつけ、陸の孤島とも言える軟禁場所を突き止めた一行はダグラムにハングライダーを装備し、襲撃する。守備隊を倒し、無事博士を奪回する一行だったが、何故か博士の顔色は暗かった。
第７３話予告 大樹のような人だった 熱く未来を語る人だった だがその人の瞳は暗く その唇は黙然として 閉ざされたままだ 若者たちは戸惑う 何がどうなったのだ 若者たちの声が砂漠に吸いこまれる 次回『沈黙する指導者』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第73話「沈黙する指導者」
難航する地球側との交渉に苦悩するカルメル。彼は交渉の不利になるサマリンたちを逮捕するため治安軍に全力をあげて逮捕に向かわせる。戦いつづけるクリン達だったが・・・。
第７４話予告 現実というものが こんなにも味気ないものか 時には絶望という情念の落差が 方向性を持たぬ疾走を生む 暴走 止めなければならぬ 命をかけても それが残された我が使命 彼らの人生の白き余白の広さゆえに 次回『大いなる説得』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第74話「大いなる説得」
押し寄せる治安軍の前に、次第に敗色濃厚となる太陽の牙。意を決した博士はＪロックと共に単独で脱出する。カルメルに直接彼らの助命を嘆願するために･･･。それは功を奏し、カルメルの命令で治安軍は全軍撤退する。だが、博士とＪロックが裏切って逃げ出したと誤解したロッキー達は砂漠地帯へと移動、最後の戦いに備える。そこへ戻ってくる博士。誤解は解かれるが、博士は脱出の際に致命傷を負っていた。「若い君たちに新しい地球とデロイアをつくって欲しい」と願い、博士は絶命する。
サマリン「人間が変わるには･･･もっと時が･･･歴史を経なければならない･･･しかし私は絶望はしていない･･･」
最終話予告 大いなる巌のような人は笑顔を残して 海のような豊かな人は志を託して 炎のような熱き人々は叫びを残して 昨日までの時代を動かした人々は去っていった 今立ち止まり 静かに そして熱く 振り返る時 最終回『燃えつきたあとに』Not even justice， Ｉ want to get ｔｒｕｔｈ 真実は見えるか
第75話「燃えつきたあとに」
ラコックの出動させた連邦軍に追い詰められた太陽の牙、Ｊロック、バックス。が、そこへデロイアの主権を主張するデロイア治安軍も出動、睨み合いとなる。一触即発で全面戦争に発展するかと思われたが、同時刻ラコックがデスタンに射殺される事件がおこり、連邦軍は引き上げ、残った治安軍は太陽の牙らに解放のかわりに武装解除を要求。クリン、ダグラムを自爆させる。
クリン「ダグラムは･･･僕の全てだ！」
クリン、地球へ帰国。